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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

ファビオ・ルイジ&ウィーン交響楽団のマーラー交響曲第1番「巨人」と所有音盤紹介

ブログ開設から5年以上経って、初のシンフォニーをご紹介。

私はクラシックでは専らピアノばかりを聴いているのですが(シンフォニーを聴くために1時間強のまとまった時間を取るのが難しい)、シンフォニーも全く聴かないわけではなくたまに(ホントにたまーに、ですが)好みの指揮者の演奏を聴いたりします。


本日は、そんな私が敬愛する指揮者、Fabio Luisi(ファビオ・ルイージ、ルイジとも)の新譜をご紹介。


普段、交響曲は中古でのサルベージがメインなので、シンフォニーの新譜を買うことはかなり稀なのですが、大のお気に入りのルイジの、しかもマーラーときたので思わず買ってしまいました。オケはウィーン交響楽団、マーラー交響曲第1番「巨人」です。


luisi


ルイジの指揮は、細部まで神経を注いだコダワリを感じさせる解釈でオケをしなやかに歌わせつつ、時には快速テンポでドラマティックに突き進むメリハリのある表現が特徴だと思います。あるレビュワーの方の言葉を借りれば「クールに燃えている」感じ。私の大好きな表現です(笑)

この曲の演奏もそんな彼らしさが出ており、オケの持つフレッシュな響きやカッチリと引き締まった音作りでかなりクールで知的な印象を受けます。終楽章など振幅が大きい。オケの完成度も非常に高く、奇をてらった解釈ではないので、リファレンスとなりそうなタイプの演奏です。反面、ライヴで彼が見せる劇的な表現や個性というものはそれほど聴かれないため、好みが分かれるところかもしれません。


実際、私は昨年PMFオーケストラを率いて来日したルイジの巨人をサントリーホールで聴きましたが、オーディションによって選ばれたユース・オケを率いて、(技術的な粗さが目立ちながらも)巧みなダイナミクスと劇的な表現で曲を描き尽くし、終楽章のコーダでは圧倒的な音量でアッチェレランドしていくさまが凄まじく、彼の流麗な指揮ともあいまって大変な興奮と共に曲を終えたのを覚えています(当然のごとくブラヴォ!の嵐)。このCDではそんな熱っぽいルイージを聴くことは出来ませんが、それも善し悪しでしょう。ちなみに、ルイジの巨人では、2007年にドレスデン・シュターツカペレとのDVD(未聴)、非正規ではMDRとの2000年の演奏が出ています(後述)。ちなみに私は毎年夏にルイジ&PMFをサントリーに聴きに行ってます(ユースオケなのでヘタだが安い)。


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