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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

ギター&エフェクターレビュー

今年は忙しくてレコード屋に行けず、ネットでの情報収集も怠ったので、ろくに新しい音楽が聴けなかった。CDやレコード、ハイレゾもあまり買わなかった。じゃあ何に金を使っていたのかというと、楽器と機材に浪費していた。

そんなわけで、今年最後の記事は新しく購入したギターとエフェクターのレビューを書いてみたい。


トラベラーギター プロシリーズ

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実は今年、人にギターを教える機会が出来た。忙しい本業の合間に練習時間を確保する必要があった。出張先や旅行先で普通のミディアムスケールのギターが弾けるのは大きい。約70cmなので、この夏の沖縄旅行(以前ブログで書いたところにまた泊まった)の家族用のスーツケースにも十分収まった。サイズはテニスラケットより二回り小さいというか、(持ったことはないが)バドミントンのラケットサイズくらいだろうか。コントロール部分が1本の太目のネジで締める着脱式のラップレストになっており、持ち運ぶときには外して小さくできる(簡単手軽に着脱できる)。

ピエゾとマグネティックがマウントされており、デフォルトで張られていたのはエレアコ用の弦であった(チョーキングし辛いのでエレキ用に張り直した)。ヘッドレスでストラップピンがネック上になく、代わりにゴム製の紐??が付いている。仕方なく、ストラップの片方をそれに結び付けて弾いているが、立って弾くのは結構辛い。しかし、座って弾いてもアームレストがないため、かなりの違和感がある。そのため、アームレスト付きのプロシリーズMOD-Xというモデルを買おうか、それとも少し安いこちらを買おうか悩んでいた。両方ともAmazonの「ほしいものリスト」に入れて眺めていたある日、突然それまでよりも1万5千円以上安い価格でこのプロシリーズの方が売りに出された。

traama

ビックリして何度もモデル名と送料とを確認してすぐさま購入を決断。その日の午後には元の価格に戻っていたので、これは販売側の値付けのミスだろう。噂には聴いていたが本当にこんなこともあるのかと嬉しい驚きであった。子どものオモチャのような聴診器が付いていて鳴った音を聴くことができるが、フィット感がメチャクチャキツく、耳がすぐ痛くなる。静かなところであれば直音(じかおと)でも十分練習できる音量なので、聴診器はほとんど使っていない。

せっかくエレキなのだからアンプから出したいのが人情である。そこでBlackstarのFLY3というミニギターアンプを購入。これがまた便利で、Bluetoothでスマホやタブレットから音楽を飛ばして鳴らしつつ、ギターのサウンドも鳴らすことができる。音色はまあ期待していなかったが、歪みのODチャンネルも付いており、これが意外と悪くない。端子はAUXのinや、もちろんヘッドホンのoutもある。タブレットでiRealproを鳴らし、それに合わせてトラベラーギターで練習をしていた。ライブハウスでセッションするほどの音量は出せないが、旅行先では十分スピーカー代わりにもなるし、バーベキューの時などに外で電池駆動でBGMを流せるのが便利。おそらくネット最安のサウンドハウスで黒はずっと在庫切れなので、仕方なく青色の派手なペイズリー柄を買った(恥ずかしすぎるので写真は自粛・・・)。

1つ困ったのが純正の別売りACアダプタ(高い!)がずーーーーっと品切れ状態であること。単3電池でかなり(十数時間)使用はできたが、旅先での電池切れは心配である。仕方ないので色々調べて、Amazonで、

CUGLB 【変換6種セット】ACアダプター30W 3V-12V 2000mA(2 A) 小型チャージャー 電圧自動調整 ユニバーサル AC充電器 ACアダプター スピーカー LED 端子コネクタ Micro USB-B 搭載5V 2.1A USBポート(30W)

・・・というものを購入(長い)。これはプラグと電圧が変えられる優れもので、その中の一つが無事にFLY3に使用することができ、今のところ壊れていない。

というわけでこのトラベラーギタープロシリーズ、アームレスト付きのMOD-Xとどちらを買おうか迷ったが、こちらはピエゾPU付きなのでアコギ風の音も出せるし、何より格安で新品を買えたので結果的に大満足である。中古でも4万を切る価格だったら是非購入をオススメしたい。


続いて、エフェクター。

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誰のマネをしたいのかがすぐ分かってしまうペダル群であるが、一応書いておくと勿論カートの後追いである(苦笑)彼の機材はネット上にもジャズギターブックにも豊富に情報が載っていて、全く同じ音を出したかったわけではないが(そもそもあんな風に弾くことはできない!)気が付いたら揃えてしまっていた(汗)。

歪みは最近彼がボードから外しているJ ROCKETT AUDIO DESIGNS の Allan Holdsworth Signature。ホールズワースのUK時代の音色が大好きな自分には是非試してみたいペダルで、ずっと探していた。新宿の某店で中古で2万ちょいで購入。音は何種類か出せるが、想像よりもあんまり歪まないのでフルアコでガッツを出したい時に使っている。ホールズワースのようなヌルっという感じの音色を作るのがかなり難しかったが、ギターを教えてる生徒達にブラインドしたところ、私の所有の歪みペダルの中で一番評判が良かったのがなんとコレだった。コンプとディレイはストライモン。このメーカーはクオリティが素晴らしく、まだ十分使いこなせていない。コンプは「パコーン」と言うよりは「クァコーン」と効く感じで透明感がある(意味不明)。エルキャピはラーゲ・ルンドも使っているようだが、ヴィンテージ風のテープエコーなサウンドが特にお気に入り。

しかしこの中でのイチオシがエンプレスのパライコである。とにかくノイズが少ない。それでいて「ギターを持ち替える以上の原音変化」をもたらしてくれるスバらしいペダルである。ただし、音作りは(私にとっては)シビアで、アンプごとにかなり調整する必要があり、正直ストライモン同様使いこなせていない。今は直列で繋いでることもあり、今後はバッファーを買いたいところ。なお、これはフルアコ用のボードなので、チューナーはKORGのクリップチューナー、スレッジハンマーカスタムを使用している。


続いて、ソリッド用のボード。写真はこれから組み上げる途中のもの。

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歪みはストライモンのサンセットとヴェムラムのジャンレイ。カート好きとしては彼が使用しているリバーサイドの方が欲しかったが、サンセットが安く売りに出たので思わず買ってしまった。正直、自分のメインギター(USAテレカス)には合わないが、仕方ない。ソロ時にはジャンレイで歪ませている。最近、PUをフェンダーカスタムショップのTwisted Tele Pickups Setに替えた。音がクッキリハッキリしてゴージャスに音抜けが良くなったのもあり、高音の歪み成分が目立つサンセットだと耳にキツい気がしてちょっと悩み中。

コンプとワウはBUDDA。今から20年近く前、ブッダのワウが流行ったことがあった。それ以来、このメーカーには注目していたのだが、中古市場では比較的安価で、それでいて実はとても質の良いペダルを作っていると思う。コンプも「パコーン」と分かりやすく効いてくれる感じですごく良い。ただ、肝心のワウは踏むとなぜか音量が少し上がる感じがあるのが惜しい。セッションをする時は面倒なのでMOOERのオートワウを使うことも多い。中華系は初めて所有したが悪くないし、何よりヤフオクで2000円位だったのでまあ文句は言えない。

EQはソースオーディオのSA170。EQのプリセットを曲間で変えられるのがとてもよいが、やはりパライコよりもノイズが目立つ。しかしオススメである。ディレイはカートも使っているNEMESIS。これも多機能でクオリティが高く、オススメである。特にアナログの音色がイイ。

コーラスは私が所有する数少ないヴィンテージペダルのCE-2。15年くらい前に後輩から「母親がキーボードに繋いで使ってました」というのを4000円で譲ってもらった。はっきり言ってコーラスというエフェクターは好きではないのだが、ごくごくうすーくかけてオートワウと併用し、カッティングに用いている。チューナーはKORGのPB-AD。堅牢なボディ、見やすいディスプレイ、おまけに安い、で買ってみた。とてもいい。


お次は、旧ボード。

kyumain.jpg

歪みは10数年前に買ったBD-2のKeeley-mod。普通のBD-2はやや音ヌケが悪いというか、モッサリしていて気に入らなかったのだが、このキーリーモディファイは素晴らしい!ピックアップをセンターにして歪ませると最高である。しかし、リアで弾くと「ノー天気で頭の悪そうなキンキンサウンド」になるのが悩みで、結局外してしまった。

軽い伴奏時の歪みにはKLON CENTAURのクローンペダル、Studio Daydream KCM-OD ver.9.0。全然中古に落ちてこず、ついつい新品でAmazonで買ってしまった。ジュワ~ンという歪みの艶感と、各帯域のバランスの良さが素晴らしい。ただし、セッションでは「カラっ」とした感じの方が合う気もして、今は外してしまった。。。


残りのペダルを最後に。

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グヤトーンのヴィンテージコンプ、PS-103はネットでも話題のペダル。たまたまハードオフの花小金井店で発見、5000円弱で購入。これが存外素晴らしく、少し余計な色が付く感じもあるが、それがまたイイ味を醸し出す。残念ながらPUを変えてクッキリゴージャスな音色になってしまったので外してしまったが、長いこと使っていたダイナコンプをすぐに売り払うくらいのインパクトはあった。

マルチはBOSSのGT-1。昔からBOSSのマルチを長いこと使っていたが、この夏の暑い時にボードを組み直していて嫌気が指してしまったので思わず買ってしまった。セッションにもこの1台で出かけられるし、結局のところ私にはこれで十分である(笑)特にお気に入りなのが、ワウの種類が多く、とても使いやすいこと。

ちなみにアンプはツインリヴァーブとDV MARKのLITTLE JAZZ。ツインリヴァーブは家の防音室に置いておくと嫁が「邪魔!」と怒るので、仕方なく今はレッスン場所に置いている(汗) リトルジャズは小さい・軽い・音が良いと3拍子揃った素晴らしいアンプ。エフェクトの乗りも良く、フルアコでのジャズ用に買ったが、ソリッド・エレアコなどギターの種類を問わずナチュラルなギターの素の音を出してくれる感じがして今はメインアンプである。


・・・長くなったので、もう2本、買ったギターの話はまた別の機会に。
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