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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

Yulianna Avdeevaの2010年ショパンコンクールライヴ

ものすごーーく今更なのだが、2010年のユリアンナ・アヴデーエワのショパコンライヴ。

勿論、当時演奏はyoutubeだったか何かで観て聴いたのだが、「なんだか酔っちゃいそうな演奏だな」と思ったのでずっと保留していた。さすがに10年近く経ってマズいかなと思い、聴いてみた(同回出場のトリフォノフのラフ3で思い出したのもある)。

第1楽章はなかなか良い。彼女のリストのダンテソナタでも感じたが、音楽性の面で聴かせるものがある。また和音の響きも女流ピアニストにしては(小林さんほどでないが)イイ感じ。第2楽章がよくない。指回りに不満がある上、ところどころでタメが入る。期待していた第3楽章だが、神が降りてきそうな雰囲気は最初は出てるものの、そのまま終わる。それでも最上級ではないにしろ良い部類の演奏。終楽章はなにかモチャッとしている。映像の印象ほど揺れ揺れではなかったけれど、全体としては〇かな。録音がボヤッとして明晰さに欠ける感じがあって、ちょっと残念。

派手なドレスが多い女性コンテスタントの中、当時彼女は黒のパンツスーツか何かで演奏し(美人なのに)、「シブいなぁ」と思った記憶がある。この時のショパコンはゲニューシャス、トリフォノフ、ボジャノフと、個人的には正直イマイチな入賞者たちだったので、このソナタ2番の演奏が優勝に相応しいかどうかは置いておいて(例によって他の曲はまだ聴いていない)、その後の幾つかのアルバムを聴く限り音楽性の面でその資格はあったのかなと思う。
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