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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

SIR LORD BALTIMORE / Kingdome Come (USオリジナル)

たまにはバキバキの70年代ハードロックが聴きたくなる。


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サー・ロード・バルティモアのファーストアルバム『キングダム・カム』である。1969年、NYで結成されたハードロックバンドで、鈍器を振りかざしたようなゴリゴリかつブリブリの重低音ベースに、ファズの効いたラウドなギター、そしてヴォーカルが叩いてるとは思えない手数多めのドラムのトリオだ。ヴォーカル兼ドラムのジョン・ガーナーはアル中の前科者ががなり声で叫んでるように歌い、ドタドタしたリズムとトリオ編成で少な目の音数をもろともせずに迫力と音圧で攻め切るさまが凄まじい。ツェッペリンやサバスの影響も感じさせつつ、どことなく地下室セッション的なアングラ感も漂う。幽霊船ジャケットからイメージするようなマイナー調の暗さは楽曲自体にはない。お気に入りはB4「Helium Head (I Got A Love)」。動画は貼らないが、youtubeの海にも落ちているので米国アングラ・ハードがお好きな方は是非探してみて頂きたい。


バンド名を冠したセカンドアルバムも素晴らしいが、混沌としたカオス渦巻く台風のような勢いはやはりファーストには敵わない。この2枚を2in1にしたCDが出ている。アマゾンでは不当に高いが、ユニオン等では1000円後半で出るので探す価値はある。あまりに好きで、USオリジナルのアナログも入手した。


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昨年初秋、友人の結婚式が横浜であったときに関内のユニオンで入手。3000円弱で買えてホクホクしながら帰宅した。音はCDのような音ヌケの良さには欠けるが、禍々しいまでの迫力はやはりアナログならではの素晴らしさ!


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(見開きのジャケも邪悪さに溢れる)


…東京で大雪が降ったつい先日、早朝業務があったのでまさかの車出勤をしてしまい(なんてバカ)、1時間かけて雪に埋もれたコインパーキングでタイヤにチェーンを付け、いつもの倍の1時間半もかかってなんとか無事に帰宅した。


ばるちもあ


その車中、このアルバムを大音量で聴きながら雪道で何度もスリップを繰り返し、まさに大海原でさ迷う幽霊船のような蛇行運転を繰り返し、一面真っ白の異世界での冒険のようでとても楽しかったので記事を書いた次第。いくつになってもおバカで向こう見ずなロック気質は直らない。
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