FC2ブログ

The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

BON JOVI / THESE DAYS (EU original)

突然だが私はボン・ジョヴィが好きである。



HR/HMを基調として、時代のその時々で流行を巧みに取り入れ(ヘヴィロック、カントリーetc)、ソングオリエンティッドな(≒売れ線)メジャーバンドとしての矜持を失わず歌メロで果敢に勝負し続けた彼らは、まさにアメリカを代表するロックバンドのひとつとして相応しい。そんなベテランバンドの彼らの、個人的マイベストが実は『ジーズ・デイズ』なのだ。


IMG_20180117_212549-744x737.jpg


敏感だけが取り柄のクソガキだったティーン時代に聴きまくった思い出の1枚ということもあるが、スタンダードなロックンロール&ブルースフィーリングに程よいアコースティック感が混じり、メタル臭やヘヴィロック感がほぼゼロで(←注:嫌いではない)時代を超越した普遍的な「歌モノロック」感に満ちている。今聴いても全く古さを感じない。wikiなどを見ると暗い曲調が多いことをジョンは気にしていたようだが、タイトルトラックの4曲目「These Days」など、これほどまでに胸を打つメロディがあるだろうか。私の知る限り、ボンジョヴィ史上最高の名曲だと思う。オープニングの「Hey God」の乾いた、しかし力強く跡を引くロック感、カントリーでどこかポップな「Something For The Pain」、お約束のみんな大好きバラード「This Ain't A Love Song」、曲のタイトルと相まって全ギター弾きは感涙必至「My Guitar Lies Bleeding in My Arms」のリッチー・サンボラの超絶泣きギターなど、聴き所満載である。




そんなこのアルバム、実はアナログが存在する。



IMG_20180117_212658-744x992.jpg


超有名なアルバムの割に1994年というCD全盛期の作品のため、アナログは非常に稀少な上、例によってUSオリジナルが存在せず、初版はEUオリジナルだと思われる(Discogsではギリシャ盤が一番上に来ているが)。くまなくチェックしているわけではないがユニオンでも年に1or2枚出るか出ないかの一品である(今はちょうどユニオン町田で1枚売りに出ているようだ)。ボンジョビのレコードの中ではおそらくズバ抜けて高い(余談だがこの時期のUSロックのアナログは総じて高い。ヴァン・ヘイレンの『バランス』などもレアで異常に高い)。


IMG_20180117_212755-744x992.jpg


私の所有盤のA面のマトリクス、末尾は 「A1」だが、


IMG_20180117_212747-744x992.jpg


何故かB面は末尾が「B」のみである(Discogs通りだ)。よくわからない。勿論2枚組である。


クラシックでの弦楽器はアナログが抜群に合うのと同様、クランチなギターサウンドはレコードがピッタリだと思っている。乾いたギターサウンドと、アメリカンロック史上稀に見る豊穣な歌メロに充ちたこの1枚、(お高いが)是非アナログで体感してみて頂きたい。
スポンサーサイト




アナログレコード | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<最近聴いている音楽 vol.69〜バッハ平均率第1巻2種 | ホーム | 最近聴いている音楽 vol.68〜Alexander Gavrylyuk / ムソルグスキー『展覧会の絵』ほか>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |