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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

絵本とレコードプレーヤーと私

私の両親は小学校の教員だったせいか、家には大量の絵本と童話のレコードがあった。


私は物心ついた時から自分でレコードプレーヤー(つい最近まで現役で使用)を操作して物語を聴き、絵本を読んでいた。今思うとその頃から自分の性質というのは何も変わっていない。数百冊はあった絵本は処分されてしまったが、いくつかのレコードは父親が保存していて実家を引き払う時に貰い受けた。そのレコードは今でも十分に鑑賞できる。


東京こどもクラブ


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(余談だが、私は自分の母親が小学校の教員をしている小学校に6年間通うという、世にも稀に不幸な少年だった。北海道の田舎ではそういうことが起きるのだ。母親が同じ学年の担任になることはなかったが、担任の先生が休みのときには代わりにやってきて、クラスメートに冷やかされたり、そりゃもうイヤな思いをしたものだ)


自分に子どもができてから絵本はそれなりに夫婦で読み聞かせをしているが、親ほど凝ってはいないのが情けない(なんだか負けた気がする)。それではイカンと思い、自分が好きだった本を子どもに読ませようと、2年ほど探し続けた本を最近ついに入手した。


ばちっちゃ


バチッチャのふしぎなアフリカ探検 (1976年) ほるぷ出版, 1976/3
エルマンノ・リベンツィ (著),‎ アデルキ・ガッローニ (イラスト),‎ 河島 英昭 (翻訳)

小さい頃、何度も何度も読んだ絵本だ。読みすぎてボロボロになり、「大好きな本だから捨ててくれるな」と父親に言っていたのにも関わらず上述したように捨てられてしまった。それからブックオフや神保町で何度も探したが見つからず、Amazonで何度か出たが、「絵本にこの値段は・・・」という価格が付いており、迷っている間に2度ほど売れてしまった。今回、結局その時の数倍の値段で状態良好のものを購入。。ちなみにアマゾンではこの本に私と同じ感慨をお持ちの方のレビューがある。


というわけで、十数年ぶりに読んだがやはり素晴らしかった。

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今読むと白人の第3世界への憧れと典型的な偏見、あるいは差別的な表現もあるのだけれど、未知の世界への憧憬をかきたてるストーリーと緻密で美しいイラストが素晴らしい。この歳になっても、昔を思い出してワクワクしながら読む事ができた。文章量が多く、漢字も多用されているので5歳の息子にはまだ早いが、いずれ読ませてあげたいと思う。

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