FC2ブログ

The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

シャルル・リシャール-アムランのショパンコンクール2015ライヴ

2年前のショパコンで素晴らしい演奏をして以来、ユニオンに安く落ちてこないかなとずっと狙っていたが、見かけたのは1度きりで高くて見送ってしまっていた。仕方ないので海外アマゾンを周遊してようやくイギリスから送料込みで2500円ほど(しかもなぜか新品)で捕獲できた。

R-Hamelin

基本的な演奏の印象は当時書いたものと大筋で変わらないが、録音が驚異的に素晴らしい。やや残響多めだが音の芯がしっかりして中身がよく詰まったピアノの音色になっており、youtubeで視聴して感じていた「力強い音色がやや健康的に過ぎる」印象がすっかり覆された。特に第3楽章は詩情や情感に溢れ、私の基準からするとやや遅め(9:19)だったのが、極めて説得力を持って迫ってくる(最後の和音の絶妙すぎる柔らかさ!!)。4:32で驚嘆した終楽章は映像の鬼気迫るかのような迫力には欠けるが、整った上で緊張感に満ちている(ちなみにこの楽章を私の分類で言えばヤブウォンスキ系のカッチリした演奏)。

CDになったことでyoutubeでの映像よりもミスや粗に耳が行くようになってしまったという若干のマイナス点はあるが、些細な問題だろう。というわけで、ついにバルボーザ以来2つ目のを付けるに相応しい。これを聴くとコンクール前にスタジオ録音していた演奏は、安全運転のつまらなさが目立つ。やはり聴衆のいる生演奏ライヴには奇跡が起きるなと改めて感じた次第。


・・・それにしても、ソナタ3番好きの私には、この素晴らしい演奏を生で聴いた聴衆が心から羨ましい。。
スポンサーサイト




雑多な話題 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<キット・アームストロング/バッハ「ゴルトベルク変奏曲」とその先人たち | ホーム | ファビオ・ルイジの音盤紹介~2017年12月15日更新~>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |