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エリザベート王妃国際ピアノコンクール2007~その3
2007-09-01-Sat  CATEGORY: 音盤紹介
さて、コンクールライヴ3枚目です。不安ながらもこのCDを買ったかいがある演奏に出会いたいところです。


最初はモーツァルトのピアノ協奏曲第9番。ピアノは第2位のPlamena Mangovaです。これがなかなかいい!しっとりとした情感がこもっていて、それでいてタッチにも均質感があります。奇をてらわないストレートな解釈で、第1楽章は伸びやかに歌います。第2楽章の緩徐部分も音が綺麗。第3楽章の溌剌とした演奏には溜飲が下がります。個人的にモーツァルトはあまり好きではない作曲家で、演奏を聴いても感銘を受けることは少ないのですが、これは素直に良い演奏だと思います。非常に‘大人’の演奏と言えるでしょう。終演後の観客の熱狂もかなりのもので、やはり掛け値なしに良い演奏です。ちなみに彼女は上位入賞者の中では一番年上(1980年生まれ)です。写真も恰幅が良くて堂々たるものがあります(笑)


続いてシューベルトのピアノソナタ第4番イ短調。ほとんど聴かない曲ですがこれも良かった。カッチリとしたフォルムで均整の取れた演奏で、シューベルトの演奏としては好みのタイプ。どこかベートーヴェン的な面も感じます。ただ、叙情的な印象は若干薄いかもしれません。


最後はシューマンの幻想曲。演奏は第3位のFrancesco Piemontesiというピアニスト。これは力強い演奏です。ちょっと騒々しい箇所もあって、シューマンらしいファンタジーには欠けるかもしれませんが、それでもなかなかの力演と言えるでしょう。打鍵がうるさくならなければもっと良い演奏なのですが・・・録音のせいもあるかも。


というわけで、3枚目はやっと良い演奏が揃った感があります。特にMangovaの方はすでに完成されたピアニズムを感じます。若手を尊重するコンクールの中では評価され辛いタイプだと思いますが、それでも第2位というのは流石という感じです。
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