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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

オスカー・シュムスキーのバッハ・無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲

このところ集中的にバッハの無伴奏を聴いております。
名盤として誉れ高いシュムスキーの音源を入手したので、今回はその感想を書きたいと思います。






まず、一聴してぎすぎすした音色がかなり耳障り。録音がよくない。それでいてソナタ第1番は出だしから音程が揺れているのが気になります。聴いていて酔ってしまう感じです。ただ気迫というか、テンションの高さは尋常ではなく、息苦しさを覚えるほど。ストレートにバッハに向き合っているという感じ。技術的にもあまり高いとは言えず、重音も美しいとは言えません。前回紹介したチェピツキーの洗練された演奏とは対極にあります。


パルティータ第2番もやはりピッチの不安定さが少々気になります。シャコンヌは15:03で、中庸なテンポ。出だしの和音がちょっとぶっきらぼうで、表情が感じられません。それ以後も粘ったりタメたりするところがほとんどなく、面白みがありません。第Ⅰ部の前半の急速部分も音型が乱れ気味。長調になってからは素朴な語り口がなかなかよいです。ソナタ第3番は一転してシンプルな演奏が映えた良い演奏です。ラルゴもスケールが大きいです。しかし、パルティータ第3番は各楽章間のつながりがイマイチすっと来ないというか、テンポ設定が不自然な気がします。


というわけで、世評の高さからかなり期待して聴いたのですが、残念ながら好みの演奏ではありませんでした。この盤は現在廃盤であり、人気の高さもあって相当入手困難のようです(アマゾンのマーケットプレイスでは23万円を超える値が付いているのですが、一体どうなっているのでしょうか?)何度か聴いているうちにその良さが理解できるのかもしれません。もう少し聴いてみなければ。
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コメント

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2010-08-11 Wed 01:14 | | [ 編集 ]
sada様
コメント放置していて申し訳ありません!大汗
個人的にヴァイオリンはピアノほど聴かないのですが、
シュムスキー盤より良い盤はたくさんあると思います。
アマゾンの値付けは恐ろしいですよね。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。
2011-01-05 Wed 16:29 | URL | A太 [ 編集 ]

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