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シプリアン・カツァリスのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番のエリザベートコンクールライヴCD化
2015-07-03-Fri  CATEGORY: ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番聴き比べ
今年度は非常に忙しく、久々の更新になってしまいました(そして、ジャズやロックばかり聴いていてあまりクラシックは聴いていないという。。)。


以前、ドノホーのラフ3CD化の記事で、カツァリスの伝説のライヴもCD化されて気になってる云々と書いていたのですが、ようやく入手。激レアなLPでしか聴けなかった演奏がCD化されたわけで、個人的には音質の向上とともにどれだけ演奏の印象が変わるかに注目していました。ちなみに、私のレコード音源への評価は三つ星。音質と演奏の粗さで評価を四つ星から減じていましたが、さてCD。


カツァリスCD



結論から言うと、これは(試聴環境限定で)4つ星に格上げです。


・・・まず、通勤時にイヤホンで数回聴きました。その印象はと言うと、レコードの時の感想と大きく変わるものではなく、溌剌とした勢いがあっていいなぁと思う反面、音質の向上とともに「タッチの粗さが目立つなぁ」とか、「音がキンキンしたりコモったり、結構録音が気になるから三つ星のままかなぁ」などというものでした。


そこで、試しに家族が寝静まった後にステレオで聴いたところ、そのような些末な音色の部分は気にならず、むしろ部屋中にコンクールの熱気やカツァリスの気合いが充満したのです。これにはビックリ。その意味で、イヤホンで根掘り葉掘り聴くような楽しみ方は向いていない演奏なのかもしれません。で、私が最も重視するライヴの緊張感はどうなのかと言うと、カツァリスがそもそもシリアスなタイプの演奏を志向していないと個人的に感じている先入観のせいか、有り余る技巧からくる余裕のせいなのか、サモシュコの渾身の名演のような緊張感はそれほどありません。しかしながら、カツァリスらしいブッ飛んだアクロバティックな技巧は良い意味で手に汗握るスリリングな魅力があります。特に終楽章の出来は素晴らしく、ハフの精密機械を思わせる凄みとは違った、カツァリスらしい向こう見ずな?推進力がたまりません。エンディング終わり直前の、フライング拍手もレコードよりはっきりと聞こえてきて、聴衆の興奮が伝わってきます。


そんなわけで、CD化されてようやくカツァリスの演奏の真の魅力に気付かされたような気がするとともに、できるだけ部屋のスピーカーでガツンと鳴らさないとダメだなぁと反省したのでした。グランドを置いてある防音室にもCDコンポはあるので、深夜でも爆音で聴けるのですが、やはりリビングのまともな機器でないと演奏の真価は問えませんね。


それにしても、音質って大事ですね。録音の評価と演奏の評価を分けているサイトやブログを書かれている方もたくさんいて、大変参考になるのですが、ズボラな私は2つの総合的な評価で精一杯なのでした。ともあれ、このCD、オススメです!
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