音楽好きの世迷い言
The melody at night, with you
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ページトップへ
最近聴いている音楽 vol.55〜ショパン・コンクールのI・ヴンダー〜
2017-05-19-Fri  CATEGORY: 雑多な話題
今頃か、と思われるに違いない、2010年ショパン・コンクール・ライヴの実況録音CDを中古で捕獲。


アヴデーエワがアルゲリッチ以来の女性優勝を飾ったあのコンクールから早7年、ようやく当時のライヴ録音がユニオンで1000円を切る価格になってきたので有り難く購入した。ちなみにどこかで書いた気がするが、アヴデーエワの録音も勿論当時聴いて、その酔ってしまいそうなアゴーギクがイマイチだったので今に至るまで保留している。そろそろ安くなってきたので、確認のために買ってみてもいいかもしれない(決して私はコンプリートなどを目指すコレクターではないし、聴き比べの種類を誰かと競争しているわけでもないのです)。

さて、このヴンダー。コンクールの翌年に出したDGデビュー盤はすでにソナタ第3番で評価を付けているが、いかにも「若手が慎重になりすぎた」演奏で、好みではなかった(かなりネットリ神経質に歌っていた気がする)。ただ、まぁ第2位だし評判は良かったそうなので、今回コンクールライヴを入手してみた。2枚組でバラード4番、エチュード2曲、ノクターン、即興曲、スケルツォ、ワルツが各1曲ずつ、マズルカが4曲、アンスピ、マズルカ風ロンド、ピアノソナタ第3番、幻ポロ、それにピアコン第1番とてんこ盛り。


1枚目はかなりいい。どの曲も正統的に歌っており、デビュー盤の納豆を引くような演奏とは違ってほどよくストレートである。また、(飛び抜けているわけではないが)技巧的な確実さもある。過去の優勝者ではブレハッチを思い出すが、彼ほどは音が綺麗ではないかな。アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズは結構聴かせる。


肝心の第3番。第1楽章は、ミスというほどではないが、音を引っ掛けて幾分濁る感じ。第2楽章も同様。音色の変化が少ないのが惜しい。第3楽章は8分半ばで好みのテンポ。弱音もそれほど神経質でない。終楽章は拍手無しで4:49ほどで、タイムほどの勢いは何故か感じないが、個人的に速めの演奏は嬉しい。この楽章に関しては指回りが精緻かつ確実なところはブレハッチ以上か(終わりの最難所で少しミス)。コンクール向けに解釈が「ひよった」感もあって真っ当すぎる演奏な気もするが、とりあえず○を付けたい。聴き込み次第で◎に格上げするかも。


ところで、幻想ポロネーズ賞を取っただけあって、演奏のハイライトの一つがこの曲だろう。演奏時間は12:42で、私の好みからするとjほんの少し速く、オールソン旧盤やロルティ盤にはかなわないが、それでもかなり良い演奏。


例によってショパコン1番はまだ聴いていないが、値段を考えると後のDGデビュー盤よりはずっと好ましかったように思う。
スポンサーサイト
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
<< 2017/05 >>
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


余白 Copyright © 2005 The melody at night, with you. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。