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The melody at night, with you

音楽好きの世迷い言

ウィウコミルスカ&バルボーザのベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ第5番「春」〜

長年欲しかったレコードを手に入れた。



barbeet



これはワンダ・ウィウコミルスカのブラームスのヴァイオリンソナタ第3番、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」である。ブラームスの方は第1・2番とカップリングされてCD化されており(ヤフオクでとんでもない値段で出ているが吉祥寺ユニオンでは7000円弱で1ヶ月ほど売れずに残っていた)、ベートーヴェンの方は適当な併録が見付からなかったのだろう、おそらく未CD化でTAPE化のみされていて、それを例の図書館行脚(笑)で私は音源だけ入手していた。案の定、テープが伸び伸びで聴けたものではなかった。


これはウィウコミルスカの人気も手伝って、非常に入手が困難なレコードだ。年に数枚出るのだが、足が速い。CD&LPでは送料込みで2万円overで長いこと売られていたり(送料の値下げを業者にメールでお願いしたが「一度出品すると変えられない。申し訳ない」と丁寧かつ残念な返事が来た)、何度も見送ってきた(ちなみに、そのレコードが売れたちょっと後に日本でブログで話題にされている方がいた。お金持ちはいるものである笑)。邦盤もあり、ユニオンで出るとそれほど高くないようだ。兎も角今回、ようやくebayで比較的納得できる価格で入手できた。


入手したのは実はかなり前なのだが、あまりにショックでずっと書かなかった。それと言うのも、例に寄って盤質がNMとあったのに、重大な瑕疵があったからだ。春ソナタの冒頭でわずかに盤の山折れがあり、周期的にチックノイズが入るのだ!・・・これには本当に凹んだ。。何度か盤のその膨らみを直そうと試みてるが、勿論うまく行かない。


さらに肝心の演奏が酷い。ヴァイオリンの良し悪しなど私にはよくわからないが、それでもこの演奏はイマイチだと分かる。ピッチが不安定なのだ。バルボーザの伴奏は勿論素晴らしいのだが、ブラームスよりは目立たない感じで、とにかく残念である。唯一の慰めは、ブラームスの3番がCDよりも味わい深い音質に感じることだろうか。しかし、入手した価格を考えると失敗だっと言わざるを得ない。ベートーヴェンのみ(おそらく)CD化されていないのも無理はない、という出来である。


というわけで、私のようなバルボーザ好きの方でも無理に入手される必要はないかと思う。

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