音楽好きの世迷い言
The melody at night, with you
最近聴いている音楽 vol.45〜ガヴリリュクのブラームス/リスト〜
2017-01-29-Sun  CATEGORY: 雑多な話題
ヴォンドラチェクのHMV抱き合わせをぼちぼち聴いている(エリコンの残りもまだ聴いていないのに笑)。


1枚目はガヴリリュクのブラームス/リスト集。曲はブラームスのパガニーニ変奏曲第1・2巻、リストのコンソレーション第3番、メフィストワルツ第1番、トリスタンとイゾルデより「イゾルデの愛の死」、死の舞踏(サン=サーンス-リスト-ホロヴィッツ)、タランテラ。まだ2回ほど聴いただけだが、書いてしまう。


ブラパガは彼の一体何回目の録音なんだ?と思うほどだが(多分3回目)、勿論悪くない。しかし、テーマや一部の緩徐変奏でやたらとテンポを落とすなど、年齢とともに濃ゆい演奏になっている(第13変奏は遅すぎ?)のはちと残念な感じ。第1巻最終変奏もスピード感はいまひとつ。第2巻の方はやたらと力強さが目立ち、気合いを感じる。「慰め」第3番はその濃い語り口が良い方向に作用している。期待のメフィストワルツは11:25でやや遅め。前半は所々のタメが多めなのがややかったるいものの、勢いと迫力はかなり期待通り。歌う部分のセンスの良さが失われていないのがイイ。例の跳躍部分も合格。kyushimaさん評価で言えば○以上○-◎以下は堅そうだ。イゾルデも音楽性で勝負してる。重低音の迫力もなかなかで、語り口との対比が巧みである。死の舞踏は2度目の録音でオハコだけあって、歌には気品と余裕まで感じる(ちなみに、演奏時間は前回よりなんと50秒ほども短い!)。タランテラは浜コンで演っていたそうだがコンクールCDには未収録だったので、一般向けにはようやく手に入ったか。これが今回一番価値があるように思う。


というわけで、30歳半ばに近付きつつあるガヴリリュクだが、ブラームスではやや年齢相応の変化も感じられたものの、後半のリスト集は期待通りに近い出来でやはり要チェックなピアニストであることを再確認した次第。あとは、新しいレパートリーを聴かせてくれれば尚嬉しい(ショパンのソナタを待っている笑)。


追伸:どうやら2月にソコロフの今まで未発売だったラフマニノフ3番が正規発売で出るらしく、非常に楽しみ。早速ヴォンドラーチェクの対抗馬足りうるか?期待したい。

前回の岡田盤(passはいつものピアニスト頭4文字)
http://14.gigafile.nu/0205-a891f26fb839a0b22656561102a1ef56
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