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デヴィッド・グレイルザンマーのモーツァルト・ピアノ協奏曲集
2012-10-22-Mon  CATEGORY: 音盤紹介
以前、アルバムを2枚ほど紹介したことのあるデヴィッド・グレイルザンマー(David Greilsammer)について、モーツァルトのピアノ協奏曲集を2枚聴きましたので、取り急ぎご紹介。


まずはEarly Piano Concertosと題された2006年のデビュー・アルバム。

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5番・6番・8番が彼の弾き振りで収録されており、カデンツァも全てグレイルザンマーによるものです。実質モーツァルト最初のコンチェルトである第5番は明晰かつ品の良いタッチで非常に高揚感のある演奏。第6番も細かいトリルが気持ち良い。オケとの掛け合いも実にいい。第8番も日曜日の明るい日差しの中で聴きたくなる演奏。3曲とも粘らずサクサク進み、適度な残響のある録音で潤いを帯びたピアノの音色が美しい。モーツァルトに心惹かれ続けているという彼らしく、カデンツァは奇をてらったものではなく実に真っ当なもの。オケも大変良いです。ちなみに初回盤?は3人の人間が踊ってる奇妙なジャケで、評判が悪かったのか??、2008年に再発されたものはフツーっぽいものになってしまいました(オフィシャルサイトの画像も再発盤になってる)。



続いて2009年に出た24番・22番。

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同じオケで弾き振りなのも同様です。これがとにかく素晴らしい。24番は出だしから快速テンポで(短調なのに!)元気が良い感じ。ピアノは軽やかで羽根の付いたようなタッチ。もうガッシリとハートを掴まれてしまいました。あらゆる音に神経が通っていて表情が付けられているというか、無造作に弾かれた音は1音も無い印象です。24番は最近、エッカードシュタインによるフンメル編曲の室内楽版の演奏を好んで聴いているのですが、これに劣らず気に入りました。22番も言わずもがな。ピアノのテンポは一切揺れることがなく、ベートーヴェン的な推進力がありながら、前述したタッチの比類ない軽やかさが極上の愉悦感をもたらしてくれます。息の長い急速フレーズも実になめらか。弾き振りのせいか、ピアノとオケの一体感があります。



というわけで、以前紹介した2枚に続いて、Greilsammerはもう完全に私のお気に入りのピアニストになりました。「取り急ぎ」の紹介というのは、実は今日彼の新譜が出るからなのです。それも再びのモーツァルトで、演奏時間わずか8分の交響曲第23番、ピアノ協奏曲第9番に加えて、例によってまた(笑)現代曲がブレンドされている模様です。非常に楽しみです。なんとか買いに行く時間があれば良いのですが…(ひょっとしたら日曜に店頭に並んでいたかも?)。

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