音楽好きの世迷い言
The melody at night, with you
最近聴いている音楽 vol.52〜SokolovのGoldberg〜
2017-03-23-Thu  CATEGORY: 雑多な話題
先日書いたグリゴリー・ソコロフのラフ3、「音がおかしい疑惑」について。



「あれと同じようなピアノの音をどこかで聴いたんだよな・・・なんだったっけな?」と考えること1週間。答えはすぐそばにあった。


soko2.jpeg


そう、まさかのソコロフによるバッハ・ゴルトベルク変奏曲である。iPodでSokolovのアルバムを眺めていて「アッ」と思い出したのだ。


長い間、このメロディア盤レコードはCD化されず、LPの価格はebayで1万overだったので見送ってきた。CD化されて飛び付いたが、出だしのアリアからクシャミのしぶきまで見えるようなデリカシーの無い観客ノイズの連発に神経質な私は嫌気が差して、ろくに聴きもせず棚の肥やしとなっていた。ちなみに演奏自体、律儀に繰り返しを行うなど生真面目で硬くてあまり好きではない。ライヴということもあり、ミスが無いわけではないのも手が伸びない要因になっている。おまけに録音も遠めでホール内のザワザワを(ラフ3と同様に拾っていて!!)イマイチだ。


話を戻そう。とにかく第何変奏か忘れたが、突然ピアノの音色が変わるのだ。出だしは普通の音色なのに、途中からエフェクターでコーラスをかけたかのように、ピアノの音が突如おかしくなる。今日、送別会で新宿に向かう電車の中で聴いていたが、やはり気が付かぬうちにいつの間にかこの気持ちの悪いピアノの音になっていた(ラフ3ほど常に変な音になっているわけでない)。何かの録音マイクの不調なのだろうか?よくあるピアノ上のトラブルなのだろうか?違うレコード会社、同じピアニスト。これは一体、何の符合なのだろう?あるいは、ソコロフがこの音が好きなのだろうか?本当に私の耳はおかしくなってしまったのだろうか?それとも、私の再生機器が悪いのか?プレーヤー、iPod、スピーカーにイヤホン、すべてが同じようにおかしな音を出すということはありえるのか?



どなたか、ソコロフのこのゴルトベルクかラフマニノフの3番を聴かれた方はコメント頂けないだろうか。もし、世間でこんな音が「良い」とされるなら、私はクラシックから撤退するしかないと思っている。


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最近聴いている音楽 vol.51〜ブニアティシヴィリとクリッヒェル〜
2017-02-18-Sat  CATEGORY: 雑多な話題
忙しくて間が空いてしまった。



何故忙しいのか、4月以降に書こうと思う。まあヒマそうに見える私だがたまには忙しくなるのだ。


さて、通勤中にやっつけた2枚を。カティア・ブニアティシヴィリの『カレイドスコープ』(展覧会の絵とラ・ヴァルス、ペトリューシュカ)と、アレクサンダー・クリッヒェルのラフマニノフのコンチェルト2番。さらっと書いてしまう。


何度か書いているように、私はムソルグスキーの『展覧会の絵』が苦手である。大体、あの旋律でなぜタイトルが「展覧会の絵」なのか?私的には雄大な山々を眺めてるような感じだ(観ていた絵が山の絵だったのかもしれないが)。上手く説明できないが、嫌いとまではいかないけれど好んで聴くことはない。おまけに、kyushimaさんに(ペトリューシュカも)「△」評価を付けられている。だから今回も買おうかどうか迷ったのが安かったので聴いてみた。


最初に聴いた時は「意外にいいかも」と思った。苦手な曲なので、彼女のもはや隠しきれないオテンバ感が予想外の面白さを生んでいると感じたのだ。しかし、2回目には「やはり気ままにすぎる」と思った。部分部分は面白くても、全体のつながりというかなんというか変な感じで、おまけに技のキレも?苦手曲だから他盤との比較もする気はないのだが・・・少なくてもティエンポ盤とはかなりの完成度の差がある気がする。

ラ・ヴァルスは予想通りvirtuosity溢れる演奏で、音の五月雨という感じ。ライバル?のユジャ・ワンよりかなりテンポが速いのだが、曲に合っているのかどうか(この曲は私の好きなババヤンも演奏を残しているので久々に聴き直してみよう)。

最後のペトリューシュカからの3楽章、これは最初に聴いた時からイカンなぁとわかった。第1楽章は予想外の内声の強調や、急加減速がまだ面白いのだが、終楽章はあまりにも恣意的すぎるというか、コロコロと変わるテンポに付いて行けない。アルゲリッチはこの曲の録音を残していない(と思う)が、彼女が演奏したらこんな感じだろう。細身の女性が力任せにエキスパンダーをグイグイ引っ張ってるようなテンポ感だ。というわけで、ラ・ヴァルスはなかなかだったものの、メインの2曲はkyushimaさんの評価通りである。


続いてKrichelのラフ2。これも1回聴いて「もういいかな」と思ったが、頑張って2周した(率直に言えば、そのような評価だ)。とにかくテンポが遅い。じっくりと歌っているのだが、いわゆる勿体ぶったロシア流ではなく、いかにも生真面目なドイツ人が歌っていますという感じで、しゃくり上げたり慟哭したりというのがない。全体的にノッペリとテンポが遅い感じ。それに加えて録音がよくない。ピアノが遠く、モヤッとしていて「ホールの客席で聴いている」かのようなタイプの音質である。音像もボヤけてヌケが悪い。第2楽章など、ピアノの陰が薄過ぎてまるで「ピアノ入りシンフォニー」のようだ。急速部分のメカニックも(解釈かもしれないが)物足りない。あまりにガッカリして耳直しにツィメルマンの2番の演奏を聴いて上書きした(が、これも昔聴いたほどの感銘は受けなかった。歳を取ると変わるのだなぁ・・・それでもやはり良い演奏だけど)。


他に楽興の時の6曲。第2番のアレグロは以前書いたようにアムラン、ヴォロドス、ルガンスキー、ギンジンらテクニシャンが録音を残して私がピアニストのメカニック能力のベンチマークとしている曲だが、想像よりかなりいい。彼らトップ層よりは1.5段階ほど落ちるがそれでも相当巧い。他のリリカルな曲はようやく彼の本領発揮と言う感じで、やはり繊細で音の響かせ方に良いモノを感じる彼はコンチェルト向きではないのかもしれない(彼の既発のショパンのコンチェルトに手を出さなくてよかったかも??)。最後の自作だという「子守唄」は、辻井君のデビュー盤に収録されている絶句する名曲よりは出来がいい・・・という程度(演奏はとてもいい)。響きが現代の映画音楽的なところがあって、やはり作曲は誰でも出来るわけではないなと感じた次第。


というわけで、私と同じ嗜好をお持ちの方は、この2枚はスルーされるのが良いと思う。


それと前回、大事なことを書き忘れたが、図書館でCDを借りる際は東京の図書館横断検索カーリルローカルを利用されると良いと思う(前回の記事にも追記しておこう)。バルボーザのレア盤やその他の廃盤を探しに東京を小旅行するのも面白い。

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最近聴いている音楽 vol.50〜David Greilsammerのスカルラッティ&ケージ:ソナタ集〜
2017-02-11-Sat  CATEGORY: 雑多な話題
年末年始に買い漁った盤をようやく一通り聴けた(とにかくロックが多くてキツかった。。。)。私の大好きなデヴィッド・グレイルザンマーによるスカルラッティとジョン・ケージのピアノソナタ・インターリュード集である。


dg



ケージと聴いて逃げ出すアナタ、ちょっと落ち着いて私の感想を読んで頂きたい。グレイルザンマーはクラシックど真ん中のアルバムをそれほど出していないせいか、ネット上でレビューを見かけることが少ない。けれども、その知的でよく練られた個性的な解釈と、繊細な技巧は私のどストライクで、時にはグールドでありムストネンであり「知的な」ツィモン・バルトである。


さて、出だしは静謐なスカルラッティのソナタK.213。タッチの磨かれ方が尋常でない。神経症的にならないギリギリのところで崇高に歌っている。続くケージのソナタ。中世の時計店の屋根裏に潜んだかのような、幻想的で魅惑的なプリパレーション。ここでピアノは一部完全に打楽器となっている。私はケージのソナタは他に高橋悠治盤しか知らないが、あれを有り難がって聴いていたのはなんだったのかと思うほど説得力がある(こちらの素晴らしいサイトで勉強しようと思っているが、さすがにケージonlyの盤にはなかなか手が出ない・・・)。なんというか、間と響きをきちんと計算して演奏されているように思う。「ケージが意図したプリペアドピアノはこうだったのかも」とさえ感じる。アタッカのように編集されて続けざまにK.141、同音連打のキレがどうとかそういう次元でなく、威厳すら感じる新鮮な解釈。これは再録音になる。ケージのソナタ8番は以前よりも叙情的でファンタジック。K.531は初めて聴く。頻繁に入るトリルが美しい。K.27の針の先で突いたような絶妙なタッチ!ケージの第7番、旧録音よりもダイナミックで幾何学的な美しささえ漂うミステリアスさ。行進曲的なK.381は繰り返しがややクドいか。ケージの第5番は旧録音同様のジャングル感。ケージの第16番はオルゴールのような、夢見るような音色。K.492 Prest。非常に気品のある演奏。


録音はSONYらしく、ピアノの音が近くも深い残響をまとわっている感じ。全曲を通して聴いてみて、これがスカルラッティのソナタだけなら愉悦的でしまりのないアルバムになっているところが、間にケージのソナタを挟んでいるので1本筋の通った揺るぎない構築感を感じさせる内容になっている。喩えが変だがプレリュードとフーガのような(勿論フーガがケージ)。


ともかく、このアルバムはブログを頻繁に書き始めたこの数ヶ月聴いたものの中で最もよく聴いている1枚になりつつある。彼の、知的で聴く者を惹き付ける解釈と表現力はまさに音楽の再創造と呼ぶに相応しい。「バロックと現代音楽の奇矯なサンドウィッチ」と敬遠される向きもあろうが、私の中では現代のピアニストでベスト3に入る存在だ。是非今後も追いかけて行きたい。


・・・余談だが、なんとアムランもラフマニノフの3番を出すらしい。しかも併録は私の大好きなメトネルの2番である!おまけに発売日はどうやらソコロフ・ブニアティシヴィリと同日の3月10日である。私にとっては、大ピアニスト3人の惑星直列級の出来事になりそうだ(もう少しずらしてくれた方が楽しみが分散したのに笑)。

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最近聴いている音楽 vol.48〜トリフォノフのリスト超絶〜
2017-02-03-Fri  CATEGORY: 雑多な話題
若手金メダルコレクター、ダニール・トリフォノフが昨年リスト超絶2枚組を出した。気になっていた盤をようやく聴く。3回通しただけだが書いてしまう。


トリフォノフの演奏は例によってショパンのソナタ3番しか知らない。そこでは豊かな叙情性を表現しようという意思は感じられるものの、まだまだ青い(というか波長が合わないのか私の琴線には触れない)という印象であった。1枚で見切るのは惜しいと思っていたところに、リストの2枚組である。超絶全曲にコンサートエチュード5曲、さらにパガニーニによる大練習曲ときてる。正直、この難曲群を揃えて「いい度胸してるな」と思った。1枚ずつ出しても良さそうな内容だ。



聴く前は「ショパンのソナタで聴けたような甘いマスクの優男が女性を口説くような」演奏かと思っていたのだが、半分アタリ半分ハズレと言ったところか。



まずはdisc2の方から(超絶は聴き疲れするので後回し)聴く。コンサートエチュードを一聴して、録音が良い!というか、やたら近接録音でしかもピアノの音色が耳に痛くない(DGの録音技術の為せる技か)。ショック・アブソーバーが鍵盤についているというか、強打してもキツい音にならない構造でピアノが作られているかのようである(勿論、録音の影響が大きいのもありそうだ)。また、ショパンではキザな印象(あざとい感じ)を受けた語り口が、実にこのリストに合っている。エチュードではあるが、技巧のための技巧ではなくあくまで音楽を表現する手段としての技巧、という印象を受ける。これには驚いた。barで口説いているような安っぽさは微塵も無い。『小人の踊り』も、音色の粒が揃っているとかテンポがきちんと測られているとかそういう次元ではなく、音楽を虚飾なく語ろうという姿勢に感じる。タッチの表情付けが素晴らしい。この前半5曲には感心した。


続いてパガニーニ大練習曲。この間のフィリペツの名演があるのでどうかなと思っていたが、案の定雲行きが怪しくなってくる。第1番のトレモロのキレはちょっと物足りないし、ラ・カンパネラも歌はともかくテンポが遅い。第6番だけはなぜか速めのテンポでかなりのテクニックを見せるが、それでもラエカリオやフィリペツには及ばない。フィリペツは宙に舞う半紙を日本刀で切り裂く鋭さがあるなら、トリフォノフは手で掴んでハサミで切ったような感じだ(なんという例えだ)。前半5曲は素晴らしい出だしだったのに、アレレと思ってしまう。


段々と不安になってきていよいよdisc1の超絶12曲。これはもう巷ではkyushimaさんのレビューがクラシックピアノファンに膾炙して全集はオフチニコフ一択のような気がしているが、果たしてどうか。前奏曲こそまずまずの迫力だが、第2番はベルマンVictor盤でこの曲を刷り込まれた身にはおとなしめというか、少し優等生的に響く。第3番は期待していた歌い方が微妙で、単に足取りが重いだけのように聴こえる。そして、disc2のほうではそんなに感じなかったのだが、マゼッパなどではピアノの音が柔らかく感じてもう少し金属的で鋭い音色も欲しくなってくる。そのマゼッパは出だしのユニゾンはいい感じなもののその後の主題はオフチニコフ新盤と比べると堅いというか、噛み締めるようなところがあって惜しい(演奏時間は8分台でオフチニコフより30秒以上もかかっている)。鬼火はキーシンや横山盤ほどの高速テンポではないが3分半を切る演奏時間でこれはかなりいい(そしてまた非常に音楽的である)。続く幻影も叙情的で巧いけれど、リストの超絶としてはどうだろう。エロイカも同路線(中盤の下降・上昇のアルペジオが美しい)。狩はオフチニコフとテンポこそ変わらないが、キレというか迫力の点で物足りない。回想も音楽性重視の演奏で、聴かせる演奏だが繰り返し書くように超絶としてはどうなのか?10番冒頭のキレもいまひとつな気がするし、ラスト2曲もややテンポ遅めでどちらかと言うと音楽性に偏っている(11番などかなり遅めによく歌っているのだけれど)。


ネット通販のレビューではどこも絶賛の模様である。確かに、普段シンフォニーをメインで聴いているようなベテランのクラシックファンの方が聴いたら「歌が上手いしこれは凄い!」と思う演奏のような気がする(水準以上のモノは持っている)。少なくとも、ショパンのソナタよりは語り口に惹き付けられる。けれども、普段からテク重視のピアノ曲やピアニストを根掘り葉掘り意地悪く聴いている私のような向きには「リストの超絶」として若干物足りない感は否めない。


というわけで、disc2の前半は素晴らしいものの、肝心の超絶とパガ練は70点というところ。それでも、ショパンコンクールの時のソナタは気になってきた。リシャール=アムランのコンクールもyoutube以来聴いていないのにアレだけど。トリフォノフは私の好きなババヤンに師事しているということなので、レパートリーに加わるであろうラフマニノフの3番では師匠を超える演奏を残して欲しいものである(結局このエリコンラフ3レビューは書いていないが、技巧の確実性で言えばプラッジ>ババヤン、ボロヴィアク>ルデンコ、ジュニエだった気がする。まぁプラッジはシェン・ウェンユーや若林と同じテク路線ではあったが)。
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最近聴いている音楽 vol.47〜ロール・ファヴル=カーンのショパン集〜
2017-01-31-Tue  CATEGORY: 雑多な話題
久々にショパンのソナタ第2番の更新。私がその音楽性を気に入っているロール・ファヴル-カーン(Laure Favre-Kahn)のショパン集。


favrekahn


出ていたことは知っていて、ネットダウンロードで買おうかずっと迷っていたのだが、出来ればフィジカルで・・・と見送り続けてようやくユニオンでget。まだそれほど聴き込んでいないが書いてしまう。


収録曲はソナタ2番、マズルカ4曲、即興曲4曲(幻想含む)。彼女のアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズは色々聴いた中でぶっちぎりのベストなので、このショパン集には非常に期待していた。


予想通り、ソナタ2番は非常に音楽的な演奏。女流ながら力強さとメリハリがある。第1楽章はかなりいい。音も伸びやかで美しく、取り立てて文句を付けるところがない。スケルツォの和音連打も意外にいい線いってる。ややタメが多めだが致し方ないか。問題の第3楽章。演奏時間は10:11で、私の許容範囲ギリギリの遅さだが、葬送行進曲は期待通り素晴らしい。トリオはルービンシュタインの境地までは達していないがグッと来る。再現部も崇高さが表出している。終楽章はストレートで力強い感じ(彼女のこれまでの録音と同じ路線かも)。全体的には外せない。ただ、彼女の芸風から言ってソナタは3番の方が合っているに違いないので、是非今後早いうちに期待したい。


このアルバムのハイライトは間違いなく次のマズルカ4曲である。女流で水準のテクで豊かな音楽性を持つ(私の好きな)ピアニストと言えば他にシモーヌ・ディナースタインがいるが、彼女のスタイルには慈しみや優美さが感じられるのに対し、ファブル-カーンはそのような母性的なものよりは幾分の力強さと陽性の語り口が感じられる。時に飛び跳ねたり舞い踊ったりするかのような愉悦的なタッチとアゴーギクがマズルカにピッタリである(そう言えば書いてて思い出したがバルボーザのマズルカ、最後の3枚目のupをすっかり忘れてまだだった。。。あっという間にライブラリに埋もれてしまったので発掘次第upします・・・スミマセン)。


即興曲も普段あまり耳にする機会はないが、これもいい。けっこうテンポを揺らすがスッと入ってくる。第2番の指回りも秀逸。ただ、イヤホンで聴いているとアンプロンプチュの第3番から鼻をすするような?音やドアかイスの軋むような音が気になってくる。・・・と思ったら、終演後に拍手が起きてようやくライヴと気付く(ショパンのプレリュード集など、彼女の録音はこういうライヴ録音ものが多い気がする)。最後の幻想即興曲は改めて聴くと気恥ずかしくなるが、意外にプロのピアニストでも(だから?)感激する演奏は少ない中、キッチリと弾き上げる。トータルで収録時間が60分と短いのが少々残念か。


というわけで、ソナタも期待通りなかなか良かったし、マズルカは抜粋ものとしては極めて上質で、ショパン好きの方に十分オススメできる。どうでもいいが、上の画像を検索してたら、まさかのハイレゾ音源が配信されているのを見つけてしまった。下のところから英語版のサイト?が開けたが、ちょっと躊躇してしまう。iTunesでハイレゾが買えるようになるといいのだが・・・。


追伸:2月のソコロフに続いて3月にはブニアティシヴィリがラフマニノフの3番をパーヴォ・ヤルヴィと出すらしく、嬉しい悲鳴である。


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