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<title>The melody at night, with you</title>
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<description>音楽好きの世迷い言</description>
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<title>イム・ドンヒョクによるバッハ・アルバム</title>
<description> 久々の更新。今回は2005年のショパンコンクールで第3位になったイム・ドンヒョクのバッハ集です。曲はゴルトベルク変奏曲にシャコンヌ（ブゾーニ編）。好みの内容だったので、期待を持って聴きました。まずゴルトベルクですが、これがかなりいいです。EMIにしては録音が優秀で（失礼）、適度な残響と明晰なピアノの繊細な音が捉えられています。基本的に、慣習で遅めに弾かれる曲は極端に遅く、技巧的な曲は軽快に速く弾くというメ
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<![CDATA[ 久々の更新。今回は2005年のショパンコンクールで第3位になったイム・ドンヒョクのバッハ集です。曲はゴルトベルク変奏曲にシャコンヌ（ブゾーニ編）。好みの内容だったので、期待を持って聴きました。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-26.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/linm.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-26.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/linms.jpg" alt="imu" border="0" /></a><br /><br /><br />まずゴルトベルクですが、これがかなりいいです。EMIにしては録音が優秀で（失礼）、適度な残響と明晰なピアノの繊細な音が捉えられています。基本的に、慣習で遅めに弾かれる曲は極端に遅く、技巧的な曲は軽快に速く弾くというメリハリのある内容です。第5変奏は細かなフレーズが心地良い。第8変奏もタッチが絶妙。針の先でつついたようなタッチが印象的です。第11変奏は点描派のような音色。第10変奏のフゲッタは声部の弾き分けが見事。第20変奏もグールドみたい。<br /><br /><br />逆に、第6・9・13・15・19・25変奏がやたらと遅い。音楽性はなかなかのものがあるように感じられるので聴いていてそこまで不快にはなりませんが、特に第25変奏はいくらなんでも遅すぎ。速い変奏の後に遅い変奏が来る場合は、トラック間の空白をやけに取っていて不自然。最終変奏のクォドリベットも前の変奏とのテンポのつながりが希薄で、ガクッと落ちるテンポのせいで緊張感というか崇高さが失われている感があるのが残念。ちなみに繰り返しは第1･3･4・10・12・18・22変奏の前半のみ行っています（最終変奏は全後半ともに繰り返しています）。第1変奏は2回目の繰り返しでアルペジオに細かなトリルを入れるという味なことをしてます。全体として、彼らしい技巧が冴えており、歌心もあって気に入りました。<br /><br /><br />続いてシャコンヌ。これは色々な録音を聴いているので容易には満足できないのですが、それを差し引いても少し残念な出来。まずテンポがやけに遅いです。16分台というのは、手持ちの中でデミジェンコ盤に次ぐ遅さ。それとゴルトベルクでも感じたことですが、各変奏ごとにテンポがかなり変わっていてイマイチ曲に乗りきれません。テクニックはあるので、もっとストレートに弾いて欲しかったのですが･･･。急速部分の指回りは相当なもの。ただ、弱音に神経を使いすぎてダイナミックさにかけるきらいはあります。第Ⅰ部の後半ではossiaの方（ブ厚い和音のほう）を弾いています。第Ⅱ部はゴルトベルクで感じた緩徐部分のモタつきぶりが気になってあまり楽しめませんでした。彼は遅い部分は特に遅く弾くという特徴があるような気がします。<br /><br /><br />というわけで、シャコンヌはちょっと惜しかったかなという気はしますが、ゴルトベルクはなかなかの出来で、バッハ好きの方には結構オススメです。 ]]>
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<dc:subject>音盤紹介</dc:subject>
<dc:date>2008-09-07T03:50:28+09:00</dc:date>
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<title>ピョートル･アンデルジェフスキのベートーヴェン・ピアノ協奏曲第１番ほか</title>
<description> 比較的最近に出た新譜をご紹介。現役のピアニストの中では僕の最も好きなピアニストの1人であるピョートル・アンデルジェフスキによるベートーヴェンです。収録曲は6つのバガテルOp.126とピアノ協奏曲第1番Op.15です。彼の知的でよく練られたアプローチの演奏が大好きで、特にバッハやショパンの作品集は愛聴しております。ベートーヴェンは彼がコンクールで一躍有名になる契機となったディアベリ変奏曲、それにソナタ第31番を出し
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<![CDATA[ 比較的最近に出た新譜をご紹介。現役のピアニストの中では僕の最も好きなピアニストの1人であるピョートル・アンデルジェフスキによるベートーヴェンです。収録曲は6つのバガテルOp.126とピアノ協奏曲第1番Op.15です。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/ander.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/ander.jpg" alt="ander" border="0" /></a><br clear="all" /><br /><br /><br />彼の知的でよく練られたアプローチの演奏が大好きで、特にバッハやショパンの作品集は愛聴しております。ベートーヴェンは彼がコンクールで一躍有名になる契機となったディアベリ変奏曲、それにソナタ第31番を出してますが、どちらも傾聴に値する演奏だと思います。ちなみに個人的に一番好きなのはハルモニア･ムンディから出たバッハ集です。演奏も録音も素晴らしい。<br /><br /><br />さて、このアルバムですが、彼らしい瑞々しく潤いのあるタッチで幾分感傷的に弾き進められていくものの、ベートーヴェンらしいリズムの推進力は失われておらずかなり良い演奏なのではないかと思います。6つのバガテルは急激な<i>f</i>と<i>p</i>の交替もメリハリがついていて実にシャープ。細筆で細部までビシッと楷書で書かれた印象です。バガテルは殆ど聴かないのですが、十分に良い演奏だと思います。フォルテでガツンと鳴らしてくれるところは「ベートーヴェンをわかってる」という感じ(勿論、個人的な好みですが)。<br /><br /><br />コンチェルト1番は彼の弾き振りで、オケはブレーメン室内交響楽団(余談ですが、彼はモーツァルトの協奏曲も弾き振りしてます)。これも普段あまり聴かないので曲に対する感度も低いのですが、局所的な美しさと全体の調和が取れている感じがいい。部分部分は接ぎ木細工のように美しさを保ちつつも、全体としても上手くまとまっているという彼らしい演奏だと思います。ここでもデュナーミクにメリハリが付いていて溜飲が下がります。第1楽章の長いカデンツァも意外に力強い。ただ、ちょっとオケは音色にふくらみというか艶がなくて物足りないかも･･･音量を上げて聴くとぎすぎすした感じがあります。<br /><br /><br />録音ですが、(協奏曲としては普通なのかもしれませんが)音像が遠めで残響音がまとわりついており、多少ボヤけ気味かもしれません。コンサートホールで聴いているような感じと言ったらよいでしょうか。CDでピアノを聴く時はもっとデッドで明晰な感じが好きなのでそこは少し残念。<br /><br /><br />というわけで、大のお気に入りのピアニストなので多少ひいき目もありますが、掛け値なしに良い演奏だと思います。やはり彼にはバッハやベートーヴェンが合いそうです。シューマンやシューベルトにも手を出して欲しいかな。逆にリストとかラフマニノフは弾いている姿さえ想像しづらいかも(笑) ]]>
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<dc:subject>音盤紹介</dc:subject>
<dc:date>2008-04-07T22:10:46+09:00</dc:date>
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<title>ラフマニノフ　ピアノ協奏曲第“5”番</title>
<description> なんとも衝撃のタイトルですが、本日はこちらのCDをご紹介します。CDショップに行ってみると、「衝撃のラフマニノフピアノ協奏曲第5番！！」と書かれたコーナーがありまして、すわ遺稿の新発見か？！などと色めきたったのですが、よく読むと第2交響曲をアレクサンダー・ヴァレンベルグなる人物がピアノコンチェルト用に編曲したもののようです。なぁんだ、ラフマニアをくすぐるようなタイトルを付けおって商売する気か！とスルーし
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<![CDATA[ なんとも衝撃のタイトルですが、本日はこちらのCDをご紹介します。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rach5.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rach5.jpg" alt="rach5.jpg" border="0" /></a><br clear="all" /><br /><br /><br />CDショップに行ってみると、「衝撃のラフマニノフピアノ協奏曲第5番！！」と書かれたコーナーがありまして、<strong>すわ遺稿の新発見か？！</strong>などと色めきたったのですが、よく読むと第2交響曲をアレクサンダー・ヴァレンベルグなる人物がピアノコンチェルト用に編曲したもののようです。なぁんだ、ラフマニアをくすぐるようなタイトルを付けおって商売する気か！とスルーしようとしたのですが･･･買ってしまいました。ピアニストはヴォルフラム・シュミット-レオナルディ、指揮はセオドア・クチャル、オケはヤナーチェク交響楽団です。<br /><br /><br /><br /><strong>これがいい。</strong><br /><br />実にいい。<br /><br /><br /><br />元々名曲のシンフォニーですから良いのは当たり前なんですが、演奏の方も水準以上に感じます。シュミット-レオナルディという人は、ブリリアントからブラームスの変奏曲やシューマンの交響的練習曲などを出している人という印象しかなかったのですが、技巧は確かで指回りはなかなかのもの。変なアゴーギクでこねくり回したりせず、あくまで清潔感のあるピアノという印象です。特に第2楽章での急速部分におけるピアノは、ハフによるシャルヴェンカのコンチェルト第4番の終楽章を思い起こさせるような勢いに満ちています。ただ、第1楽章でのカデンツァはちょっと大人しめかな。オケも気合いが入っていて、流石“world premiere recording”として世に送り出すだけのことはあります。<br /><br /><br />このアルバムはブリリアントの肝いりで始まった企画のようで、作曲者の孫であるアレクサンダー・ラフマニノフにも許可を得ているとのことです。ライナーによると、編曲者のヴァレンベルグは祖父がリムスキー＝コルサコフに師事、さらにグラズノフの友人でもあり、両親がムラヴィンスキーの下でレニングラード・フィルの第1ヴァイオリンを務めていたという音楽一家の生まれのようです。本人は右手の病で演奏者の道を断念して、現在は映画やTVの作曲家・編曲者として活躍しているとのこと。ピアノの聴き所も多いし、なかなか良い編曲ではないかと思います（ブリリアントから初めて依頼された時は断ったそうですが）。<br /><br /><br />ひとつ惜しい点を挙げれば、もう少しだけピアノが目立っててもいいかなと感じることです。ラフマニノフと言えばコンチェルトではピアノが大活躍しまくる印象が強いですが、そんな支配的な感じはなく、オケとともにピアノが寄り添うような印象です（録音のせいか編曲のせいか演奏のせいかはわかりませんが）。ちなみにライナーでヴァレンベルグは「ピアノとオーケストラは対等なパートナーであり、ギブアンドテイクだ」と発言しております。<br /><br /><br />というわけで、なんとも商業的なタイトルのCDですが、ラフマニノフ・ファンなら誰でも楽しめる曲に仕上がっているのではないかと思います。個人的にはコンチェルト第4番より全然気に入りました（爆）尚、以下のページでこのCDのことを詳しく解説しておりますので参考にして下さい↓（決してタワレコの回し者ではありません）<br /><br /><a href="http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1774867&amp;GOODS_SORT_CD=102" target="_blank">http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1774867&GOODS_SORT_CD=102</a> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
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<title>マルク＝アンドレ・アムラン　イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ</title>
<description> 随分と間が開いてしまいました（汗）久々の更新はアムランの新譜です。マルク＝アンドレ・アムランは非常に好きなピアニストで、彼のCDはほぼ揃えていると思います。しかも今回のアルバムはクラシックとジャズの融合をテーマにした作品を収録しており、ジャズも聴く僕としては待ちに待った作品。曲はグルダのエクササイズが3曲、カプースチンの名曲ソナタ第2番、あのワイセンベルクのジャズ・ソナタ、6つの歌曲のアレンジ、そして
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<![CDATA[ 随分と間が開いてしまいました（汗）久々の更新はアムランの新譜です。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/hamelin.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-21.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/hamelins.jpg" alt="hamelin.jpg" border="0" /></a><br clear="all" /><br /><br /><br />マルク＝アンドレ・アムランは非常に好きなピアニストで、彼のCDはほぼ揃えていると思います。しかも今回のアルバムはクラシックとジャズの融合をテーマにした作品を収録しており、ジャズも聴く僕としては待ちに待った作品。曲はグルダのエクササイズが3曲、カプースチンの名曲ソナタ第2番、あのワイセンベルクのジャズ・ソナタ、6つの歌曲のアレンジ、そしてジョージ・アンタイルのジャズ・ソナタとてんこ盛りになっております（収録順は上記と多少違っております）。<br /><br /><br />グルダのエクササイズはどれも小品でわかりやすく洒落たピース。前奏曲とフーガは非常に滑らかかつピアニスティック。前奏曲は同一フレーズの反復が続きますが微妙にタッチで音色を変えており、鮮やかの一言。フーガで一転して思い切りジャズ調になりますが、多声の処理がこれまた鮮やかでリズム感も抜群。アンコール向けの一品かもしれません。<br /><br /><br />さて、やはり気になるのはカプースチンのソナタ第2番。この曲の第１楽章は、数あるピアノソナタの中でも最も魅力的な第1楽章のひとつではないかと個人的に思っております。聴いてみた感想ですが、ああ、やっぱりアムランはメチャクチャ上手いけれど、カプースチンは真に偉大だった、ということでしょうか。<br /><br />僕が所有しているこの曲の録音は自作自演とペトロフのライヴ盤の2種（最近ナクソスから出たそうですが未聴）で、特に自作自演の方はドライタッチでバキバキ弾き進める様があまりに痛快でそれこそ何百回も聴きまくっておりました。それと比べるとやはりアムランの演奏は潤いがあって洗練されているものの、悪く言えばちょっと大人しくて優等生的な感じがします。ただ、アムランのリズム感の良さは特筆すべきで、（自分はジャズを習っているせいか感じるのですが）弱拍を意識したビートの乗せ方が本当に上手だと思います。これはフズム音楽祭ライヴでのニャターリや、以前のカプースチン・アルバム、シチェドリンのピアノ協奏曲第2番などを聴いても感じたことです。メカニカルな面では人間の限界に達していると思われる彼らしく、怒涛のフレーズが続く終楽章でも余裕を感じます･･･よくもまあこんなに鮮やかに弾けるものです。<br /><br /><br /><br />続いてワイセンベルクのソナタ（そう言えば今彼はどこで何をしているのでしょうか）。曲の方は正直よくわかりませんでした。ジャズと言えばジャズですが、リズム的にあまりジャズの書法になってないのか単にアムランの演奏が悪いのか、取っ付きにくいです。カプースチンのソナタ第2番第3楽章でも感じましたが、この手の曲の緩徐楽章ではアムランの音楽性にやや難ありというか、モタモタしているだけであまり心に響いてこないという部分も見られて少々残念。それでも最後はなかなか盛り上がりがあって良いかも。『シャルル・トレネによって歌われた6つの歌曲のアレンジ』という6曲は、わかりやすい主題と不思議な和声がいい味を出しており面白いです。ソナタより全然いい。<br /><br /><br />トリはジョージ・アンタイルのジャズ・ソナタ。これは以前来日したときにアンコールで弾いていましたが、アムランらしくなく（？）多少のミスはもろともせずに爆走した凄い演奏だったので是非録音して欲しかったもの。ところが残念なことに、この録音はライヴの時ほどの勢いは無く、多少安全運転しているのが残念。でもまあ面白い曲には違いありませんが。<br /><br /><br />さて、録音について一言。ハイペリオンは独特の潤いに満ちた音質が結構好きなのですが、このアルバムでは高音部の音色が霧がかっていて明晰さを欠く感じで、ちょっと惜しい（ピアノの方の問題かも）。それとも僕の耳がおかしいのかな。<br /><br /><br />ともあれ、カプースチン好きの方は買って損はないと思います。カプースチンのソナタ2番は自作自演の刷り込みが強いので、アムランの流麗な演奏に慣れるにはまだ時間がかかりそうですが。<br /><br /><br />※追記：<br />あらためてカプースチンによる自作自演を聴いてみたのですが、今度はドライすぎるタッチが重く野暮ったく感じられて、違和感を感じてしまいました(汗)人間の感覚というのはなんともいい加減なもので･･･今ではアムランの弾く第3楽章も、jazzバーで聴きたいような優雅さがあるなんて思ってみたり。まあどちらとも相補的にスタンダードとなる素晴らしい演奏だと思います。最初に聴くならアムラン盤をお薦めします。<br /><br />それと今回の音質について、「高音部が霧がかっている感じ」と書きましたが、ヘッドフォンで聴いたところ高音部だけがやけに持ち上げられているように感じます(そのせいで音が若干割れ気味な感じというか、単に耳障りに聴こえる)。低～中音域は美しく響いているだけに、この妙に強調されたサウンドは返す返すも残念。出来れば以前のカプースチン・アルバムのような音で録って欲しかった(あれは本当に素晴らしい音だと思います)。 ]]>
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<dc:subject>音盤紹介</dc:subject>
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<title>サンチャゴ・ロドリゲス　ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番新旧聴き比べ</title>
<description> またまた更新が滞ってしまいました･･･忙しくて新譜をチェックする暇もないので、手持ちの盤の中から例によってラフ３の聴き比べを書きたいと思います。本日ご紹介するのは、南米キューバ出身のピアニスト、サンチャゴ・ロドリゲスです。彼の情報はネットを見てもあまり出ておらず、1950年代生まれで、1981年のクライバーンコンクールで銀メダルを獲ったということくらいしかわからないのですが、ともかく1980年代から活躍し始めた
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<![CDATA[ またまた更新が滞ってしまいました･･･忙しくて新譜をチェックする暇もないので、手持ちの盤の中から例によってラフ３の聴き比べを書きたいと思います。本日ご紹介するのは、南米キューバ出身のピアニスト、サンチャゴ・ロドリゲスです。<br /><br /><br />彼の情報はネットを見てもあまり出ておらず、1950年代生まれで、1981年のクライバーンコンクールで銀メダルを獲ったということくらいしかわからないのですが、ともかく1980年代から活躍し始めたピアニストのようです。ちなみに、ラフ３新旧2種の他にラフ２、ショパ２、チャイ１、グリーグ、リスト１、プロコ３の各コンチェルト、それにブラームスのパガニーニ変奏曲が入ったCDをELANレーベルから出しています（これらの感想については後述）。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-12.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rodo1.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-12.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rodo1s.jpg" alt="rodo1.jpg" border="0" /></a><br clear="all" /><br /><br /><br />まずはロドリゲスの旧盤スタジオ録音。このCDは新盤のあとに苦労して手に入れたもので、現在入手は相当難しいかもしれません。1989年の録音で、指揮はエミール・タバコフ、オケはソフィア・フィルです。第１楽章、展開部の和音連打がライヴ盤ほど速くないのが残念ですが、それ以外はほぼ同様の素晴らしい演奏。第２楽章の緩徐部分もやはり味わい深い。本当に彼は歌のセンスがあると思います。根がロマンティックなのでしょう。ただ、第３楽章は精確だけれどライヴ盤のような活きの良さが若干薄めで惜しい（それでも、数多のスタジオ盤よりは断然元気ですが）。音質もピアノの音が大きめに録られていて個人的には好ましいです。しかし、とにかく残念なのはオケが酷すぎること！第１楽章から覇気がないし、第２楽章はソロの部分を間違えてるし、第３楽章に至っては演奏にまったく華がありません。一体どうしたことでしょうか。でもまあ再録音して次にご紹介する名盤を残してくれたわけですから、ELANレーベルとロドリゲスには感謝。<br /><br /><br />併録のプロコフィエフのピアノコンチェルト第３番はかなり良いです。打鍵に気迫があって、技巧的にも豪快さが随所に感じられます。ただ、終楽章のグリッサンドが続く箇所などでタッチが軽めなのが惜しいです。それでもブロンフマンやバルト盤に次ぐ位置に入ります。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-12.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rodo2.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-12.fc2.com/d/r/e/dreamtheatermania/rodo2s.jpg" alt="rodo2.jpg" border="0" /></a><br clear="all" /><br /><br /><br />続いて、1994年のライヴ盤。とてつもない爆演です。ライヴならではの凄まじい熱気と勢いで突き進みますが、緩徐部分では伸びやかに歌うことも忘れません。緩急が自然で、緊張の解きほぐしが上手いです。第1楽章の出だしなどオケとピアノが少々あっていなくてハラハラするのですが、後半になるにつれてしっかり決めてくれます。疾風のごとく駆け抜けるoriginalのカデンツァも素晴らしい。ライヴなためか録音がとてもデッドで間近に感じられ、客のクシャミや咳が結構良い所で聞こえてくるので、神経質な人は嫌がるかもしれませんが、個人的にそんなことはこの凄まじい演奏の前には些細な問題です。オケの出来も素晴らしく、非常に生々しい響きを奏でていて迫力十分。よくぞこの重戦車（むしろ爆撃機？）的なピアノに合わせてくれたものです（指揮者は偉い）。ただ、終楽章の終盤でオケの残響が変化しているような気がするので、ひょっとしたら完全なライヴではなく、編集しているのかもしれません。この演奏の迫力に聴き慣れてしまうと間違いなく他盤が物足りなくなる危険があります。終演直後にはブラヴォと観客が絶叫。燃えに燃えたい気分の時にはベスト。ただし、聴く気分を選ぶほどの演奏であるのは間違いありません。ホロヴィッツ、アルゲリッチもかくやと思わせる情熱的な演奏です。<br /><br /><br />彼の他のコンチェルトですが、ラフ２、ショパ２、チャイ１、グリーグ、リスト１、どれも豪快かつ勢いに満ちています。特にリストは秀逸。勢いに満ちており、ラフ３同様に攻めまくりです。逆にショパンはイマイチ度が高く、ベッタリとした歌い回しが曲想と合っていない気がなんとなくしました（ラフ３での名演を聴いて期待すると拍子抜けするかも）。ラフ２もスピード感溢れる３番の演奏と違って、歌は十分なのですがどこかモッサリしていて少々期待はずれ。チャイコフスキーの1番は録音が軽めなことを除けば中々の演奏。グリーグも悪くありません。これだけの有名コンチェルトを録音しているピアニストもあまりいないのではないでしょうか。ブラームスのパガニーニ変奏曲は、彼の技巧を持ってしても難しさが伝わってくる演奏でイマイチでした。<br /><br /><br />タイム比較は旧盤が15:39、10:45、14:27で、新盤が15:33、10:23、13:54となっています。新盤は終楽章がかなりスピードupしているのが数字からもわかりますね。･･･とまあ、ロドリゲスのラフ３新旧の２種はどちらも傾聴に値する好演奏というだけでなく、特に新盤のライブ演奏は個人的にベスト５に入る素晴らしいものだと思っています。お薦めです。 ]]>
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<dc:subject>ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番</dc:subject>
<dc:date>2007-12-18T20:13:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>Ａ太</dc:creator>
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